パスタとスパゲッティ

アド山

2010年02月12日 15:30

パスタとスパゲッティーの違いがわかりますか?
一昔前は、スパゲッティーでした。アドマーニでは10年ほど前からパスタ・フレスカ、砕けて言うと手打ちパスタですね、を出すようになりましたが、よく言われたことが「普通のスパゲッティーはありますか?」的なことです。

えぇ、普通でなくてすいません。(汗


イヤイヤ、そうではなくて、今はみんな「スパゲッティーを食べにいこう」ではなく「パスタを食べに行こう」になります。
これ、同じものを食べに行っているのか、違うものを食べに行っているのか、ちょっと気になりません?



今のアドマーニではスパゲッティーはほぼランチのみ。ディナーはほぼパスタフレスカで構成されますが、パスタ、という事言葉と共に、パスタ、という概念も以前よりも浸透して行ったのではないかと思うんですね。
最初のころはコースのパスタは必ずスパゲッティーとフレスカと選択してもらっていたのですが、うん、たしかに最初のころは皆さんスパゲッティーを選択されて、フレスカはなかなか選択してもらえなかった。
でも、いつのころからでしょうか?確かにフレスカを選択される方が増えていった。
予約の際にパスタ・フレスカを指定される方も増え始めた。

そうして今現在に繋がっていくのですが、それはそうと、スパゲッティーとパスタは同じものなのか違うものなのか・・。

あっ、そうそう、何故私がパスタ・フレスカにこだわってしまったのか、その辺の事はまた違う機会にお話させてくださいね。面倒くさい位に熱いですよ。。。

で、パスタとスパゲッティー。



同じものです。以上!!



あっ、いや、その、なんだ・・、嘘じゃないですよ。本当。(涙



パスタという言葉はもともと「inpastare」だったかな?「インパスターレ」という動詞からきているとかで、小麦粉に水分を加え「練った」ものを称して「パスタ」という訳なんです。
極端な話、パンはパスタ生地にイーストを加え発酵させて焼いた物、という言い回しも出来ます。
ちなみに、パンにイーストが使われるようになったのは、結構最近、とは言ってもうん百年も前の話ですが、その時のパンにはイーストは入っていなく、パスタ生地をただ平たく焼いただけのものであったらしいです。そもそも、このパスタ生地を焼いたパンの原型は紀元前にさかのぼるものでして、そういう意味では最近といってしまいますが、小麦粉を練れば「パスタ」なんですね。

なので、パスタとスパゲッティの関係としては、パスタの中のある特定のもの、断面が円形で直径1.8mmほどのロングパスタの事を「スパゲッティー」と呼ぶ、という事になります。

で、何故スパゲッティーがこんなにも市民権を得たのか、私なりの持論の展開を。。

あっ、次回?
近いうち?

長いぞ、という突っ込みが聞こえてきましたので、今日はこれまで。

あっ、そうそう、そういうことなので、最初の疑問。
同じものを食べに行っている可能性がありますが、後者の方がより広い範囲を示しています。
「そばを食べに行こう」「麺類を食べに行こう」
という違いですね。




←長いぞ、くどいぞの苦情はこちらまで(笑

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