さぁ、やっと更新でございます。
写真を貼り付けるだけでも大仕事でした。。
どれはさておき、アレだけ騒いでおいて、ことが済んだらそのままかい!とお怒りの声が聞こえたとか聞こえないとか。。えぇ、特に何も言われておりません。
妄想の中で生きる、想像力の翼を広げろ!!さぁ、冒険の旅に出よう。アドマーニ・オーナーシェフの西山です。
えぇ、若干壊れています。(汗
何はともあれ、1/24。
あっという間に時間が過ぎ去り、これまたほぼぶっつけ本番のようなイベントがやってまいりました。
私は、事前に2回も打ち合わせをした分、あぁ、ずいぶんと進歩したものだと感心しておりますが・・。
とりあえず、始まればどういう状態になるかは大体分かっておりますので、はじまる前に記念撮影。
この7人で仕切らせていただきました。
左から
たつろう、ぐっさん、りえぽん、アド山、KOOH、KYON、ゆき(敬称略、しかも愛称
アドマーニのオープン時間は通常18:30。今回のコラボディナーの開始時間は18:00。30分いつもより早くスタートするのですが、この30分を読み違えた人あり!
18:00スタートという事は、18:00には料理が並んでいないといけないんですよ!
5~10分で3品、計18皿も作れますか!
18:00には間に合いませんでしたが(涙)、13分で作りました。。
という事で、18:00オープン!
少し押すものの順調と言えば順調。
今回、私たちが失礼にも「変態パン屋さん」と呼んでいる「ブーランジェリー・アーリア」さんから、このイベントにあわせたパンが届きました。
左はビールだけに枝豆の入ったパン。右はビールそのものを、しかも単にビールではなく、4本目に登場するシメイを使ったパン!?
変態振りではシメイパンが上を行きますが、枝豆パンには・・・
読めますか?
「麦酒」パンと「A-kingdom」パン。
こういうところも変態です。大好きです。
さぁ、とにかく今回はスタートが大変。。
3種類のアンティパストに3種類のビールがいきなり行く、しかも作り置き、注ぎ置きはもちろんなし。
あなたたちは死ぬつもりですか?
仮に30人として、ビールだけで90杯!!しかもビールはすべて小瓶。
王冠を開けるだけでも結構なことです。
ポムクール。これとサラダ(糸引き鯵とグリーンオレンジ)が絶妙!
改めて美味しさに開眼した、もちろん私がですが、万能選手・レフ・ブラウン。バーニャ・カウダへの刺客として用意されました。
さらに、XX(イクスイクス)ビターの3種類がアンティパストと共に供されたビール。
今回は、それぞれに組み合わせは決めていましたが、もうちょっといろいろと試せた方が楽しくないですか?という事も合って、このようなスタイルを取りました。
こちらの提案通りにも愉しんで頂いて、プラス、自分でもいろいろと合わせて愉しんで頂こうと。
スタートの時はどうしても人手が不足・・・。
ちょっと後手に回る場面もありましたが、それでも充分にカバーできたのではないかな、と思っております。
厨房は相変わらず一人ぼっちなんです。
さぁ、そしてシメイ。
王道です。なので、パスタも王道を行き、メインも、ビールと言えば、の王道を歩ませて頂きました。
これ、カルボナーラなんですが、ここでシェフ・西山の離れ業炸裂!!
カルトにして約8人分強のカルボナーラを、分けることなく一回で仕上げる!
こんな危険な事をしてはいけないんですが、やれるもんなんですね。
ただ、えらく緊張はしましたが。
そして完成後、自分に惚れ惚れしておりました。。(照
さぁ、ラスト!
ひなもりポークの自家製サルシッチャ。これマジでうまー、です。そりゃ親指も立とうってもんです。
しかも、これとシメイ・レッドとのコンビは結構凶悪です。
個人的にはこれを一番愉しんで欲しかった。
一人分じゃないですからね、念のため。
ここまでビールは4種類で、そしてドルチェ。
何?もうドルチェだと!5種類のビールを出すと告知しておきながら、4種類のビールしか出さないとはけしからん!!
などと言われたかどうかはしりませんが、それでもとりあえずドルチェ。
ね、綺麗でしょ。マリネしたフルーツ。ね、これだけじゃ、別にね、どうって事ないじゃない。だって、普通にフルーツだもの。
ところが!
赤いジュレがひかれ、さらにはKOOHさんが怪しい動きを・・・。
ベリュビューパンチ!!
そう、5種類目のベルギービールは、料理と合わせるのではなく、それ自体がドルチェへと変貌を遂げたのでした。
こんな時でなきゃ、こういうのは作れません。
飲むの?食べるの?一体どうするの?
答えは、参加された方に聞いてくださいね。
今回の宴はレベルアップを図りつつも、雰囲気はもっとカジュアルに、もっと気軽に楽しめるように、と考えたのですが、それなりに成果を挙げたのではないかな、と思います。
さっと流して考えてしまうと、料理がありお酒がある、いわば普通の食卓のように感じるのですが、その組み合わせを考えてみると、これは実はありそうでない、実際に、これだけの料理とベルギービールを出すところはどこに行ってもありません、と言い切れる程のことだったのです。
イタリアンでベルギービールを多数取り扱うことはまずありません。
ビア・バーでプロの料理人が料理を随時作るわけにもいきません。
次回がいつになるのか、それよりも次回があるのか、先のことは全然分かりませんが、去年歩んできた道の第1歩となる「ベルギービールとイタリア料理の宴」を今年もこうやって開催し、そしてたくさんのお客様に来て頂けた事、本当に感謝の念でいっぱいです。
私自身、ベルギービールと出会ってまだ1年ほどでしかありませんが、ワインとは違う、だけどそこには新しい発見があり、新しい興奮があり、それを知る事自体がエキサイティングで、もちろん、それはワインの世界にもたくさん存在して・・・、いや、それはすべてのことがそうなんだ・・・
あ、頭から煙が・・・・。(涙
とりあえず、みんなお疲れ様でした!!
来れなかった人は次回絶対に来てくださいよ。本当に楽しいですから。