これはあたりでしょ!!

アド山

2013年07月05日 03:19

ワインの好みも色々ですが・・・


ちなみに、僕は結構なんでも好きなんですよね〜。

良いワインだな、って飲んで思うものが好きです。^^
飲めばね、それが自分にとっていいワインかどうかってのはすぐに分かるんだけど、じゃ、逆にどういう条件がいいワインなのかって話になると定義できないんだよね・・・。
やっぱリ、好きとか嫌いとかは直感、かな?


飲んで、あ、これ好きだ♡、って思えるワインとの出会いは本当に嬉しい。
ワインに限らず、何でもそうだけどね。


で、出会ってしまったのだ。




いや〜、試飲をさせてもらったのだけど、一口飲んでめっちゃ気に入りました。
テイストで好きなタイプというのは本当に色々とあるんですけどね、これはね、タンニンが結構ぎゃんぎゃん来ます。
口の中がタンニンでいっぱいになるタイプ。
で、そのタンニンの質で嫌らしくもなるし、どうしようもないくらいに辛くなる時もあるんだけど、このタンニンはめっちゃ好き。

これは、南イタリアはカラブリアだと思うんだけど、「チロ」というDOCワインです。
ちなみに、「DOC」というのは「原産地統制呼称」という事で、法律で色々と規制がされて保護されている区分のワインの事ですね。
DOCワインの方がテーブルワインよりもおいしい、とかそういう事ではなくて、まぁ、あれです。人でいえば身元証明が法律に則ってちゃんとされているって感じですかね。
身元がちゃんとしているかどうかって事と、良い人であるかどうかって事は違う話ですよね〜、みたいな感じです。^^;


チロはガリオッポ種というイタリア地ブドウで作られているんですけど、これはイタリアでもかなり古くからある品種のようです。
それなりに名前は出てきていますけど、まだまだマイナーなのかな?
名前は知っているけど、飲んだ事はない、なんて人も多いかもしれません。
それよりも、名前も知りませんけど何か?って人の方が圧倒的に多いと思いますけどね。^^

グラスに注がれた色でまずびっくり。
少しレンガ色がかっている。
でもね、古いヴィンテージってわけじゃないんですよ。
僕は「チロ」は「リブランディ」という作り手のものしか飲んだ事がないんですけど、ノーマルのカジュアルなのと、キュベの両方を飲んだ事がありますけど、うん、あれもちょっと色はこういう感じだったな、と。
香りは、ちょっと個性的な感じ。
でもね、一言でいえば好ましい香りですね。
果実って感じではなくて、かなり落ち着いた感じ。土の香りとかそんなに感じないけど、けど、色から連想されるものとほぼ同等の香り。
ちょいとスパイスの香りもします。

うん、良いね。^^

良いワインはね、アルコールその物の香りはしないんだよね、どんなにアルコール度数が高くてもね。
これは本当に不思議だけど、そうなんだよね。

飲むと、アタックはそんなに強くない。
うん、どちらかと言うと柔らかく、しなやかな感じ。上品。
果実の凝縮感とかもそんなに感じない。僕的には凄くナチュラルポジションに感じる。
年取ってから、こうがーんと来る凝縮感の塊みたいな、本当に昔は好きだったんだけど、いまも飲んでおいしいとは思うんだけどねけど最後まではちょっと厳しいかなとか思うんだよね・・、そういうパワフルな感じでは一切ない。
で、すぐにたっぷりの細かいタンニンがやってきます。
タンニンの量は多いんだけど、質はね、すっごくしなやかな感じ。
だから嫌みがない。

酸味も程よい感じ。
特に酸味を感じるレベルではなく、骨格をかたどっているレベル。
ワインの味わいを形成するのに充分で、かつ、出過ぎないレベルにまとまっています。

うん、こういうの好き♡


空飲みでもかなりうんまい。^^
お代わりしちゃった。。

いや、だって、なんかね、すっごく好み。
というか、ここ最近こういうタイプに全然出会ってなかった。
ああ、僕はやっぱリこういうタンニンのギシギシしたのが好きなんだな。でも、年と共に、タンニンその物のパワーというのかな、それはこれくらい上品な感じが落ち着くようになったかな、と。

で、飲みながら思ったけど、このワインは料理があった方が絶対に良い!!
うん、相性によるんだろうけど、これ、料理次第ではテイストが大きく化ける気がする。
肉料理かな、やっぱリ。
でも、ウニを使った料理とかに合わせてみたい気もするんだな。

でもやっぱリ肉かな?
グリルとか、そういう系が合うような気がしてしょうがない。
焼き目は必要だね。うん。


これめっちゃ美味いっすね、いくらするんですか?

え?
ああ、やっぱリそれくらいはしますよね。
けど、これはその値段でも充分コストパフォーマンスは高いんじゃないんですか?
レストランとかで1万円は高いと思うけど、それに地階値段のクオリティーでしょ?これ。

記憶が確かなら、¥3300くらい。

おじさんに頼めば、これ持ってきますよ。
ケータリングはともかくとして(涙)、ちょっとこれ飲んでみたいは、という方はぜひ上之園町の「ヴィーニャ」さんまで。
37ワインズのワインが!! こちらにヴィーニャさんの情報がございます。

で、ちなみにですね、多分このワインが売っているのはここだけなんです。
本当に変態的なインポーターさんのワインが集うようになってきましたね。-^^-

そうそう、そんな変態的なインポーターさんたちの話も書けたらな、と思います。
本当にね、変態なんですよ。良い意味でね、もちろん。^^
僕の言う変態はめっちゃ褒め言葉です。
そう伝わると嬉しいですけどね。^^


←そんなおいらも多分変態なんですよ。性癖の方が強いかもしれませんけどねっ!!




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