たまには白ワインなど

アド山

2013年07月25日 20:50

ワインと言えば赤ワインでしょっ!!ってな感じなんですけどね〜


白ワインも良い物あるんですよ。

ただ、どうしても味わいの複雑さとかそういう所はね、赤ワインのほうが深い場合が多いですよね。

個人的な解釈なんですけど、味わいの要素っていうのかな、それを丸い玉みたいにイメージして欲しいんですけど、甘いとか、酸っぱいとか、苦いとか、さらには、レモンのようなとか、カシスのようなとか、腐葉土のようなとか、さらには、血の味とか、ざらついたとか、ビロードのようなとか、とにかく一つのワインの中にこの小さな玉がいっぱい詰まっているイメージです。
で、この玉が多ければ多い程に、いわゆるフルボディのワイン、ってな感じになりますし、玉が少なければ軽いライトボディな感じ。
玉の種類が多ければ味わいが複雑になりますし、少なければ単調な味わいになります。

良いワインとは、この玉のつまり具合の案配がいい事とその種類の多彩さにあるような気がしますけどね。

で、得てして白ワインってのは赤ワインよりもこの玉の種類がどうしても少なくなってしまう傾向が強いので、どうしても味わいの複雑さ、という点においては赤ワインに軍配が上がる、と。
必ずしもそうではないのですが、同じ値段帯で勝負するとこうなりますね。

もちろん、もの凄く複雑さを持った上等な白ワインも存在しますけどね。^^
もちろん、お値段も相当上等ですけどね。^^;


じゃ、その玉が詰まっていれば詰まってる分だけ良いのか、って事になればそれもまた違う話で。
だってさ、疲れている時とか、それしんどくない?
とっても暑くて、いっぱい汗かいて、やっと休憩して、そこで常温の上等な赤ワイン出されても美味しくないもん。
もっと軽快なワインを飲みたくなる。

物が良いとか悪いとか、それも大事な事かもしれないけど、飲みたいな〜、って思う物が飲めるのが一番幸せだし、それがその時の一番美味しいワインなんだよね。^^

で、前置きがすっごく長いんだけど(笑



何ともシンプルなエチケットだ。^^;
これは白ワインです。ピガート、という最近注目を集めてきているイタリアの地ブドウ100%のワインです。
カンティーナはセルバドルチェ、という所ですが、ここには訪問したんですよ。

2012/09/02






この白ワインは決して安くはないです。
前紹介した、チロと同じくらいだと記憶していますから¥3300前後位だと思うのですが、でもね、軽やかでもあり重くもあり、本当に充実した白ワインではないかと思います。
アリスの愛情がいっぱい詰まった、本当に丁寧に作られた逸品です。
ビオワインだから、亜硫酸も使っていないし、でもね、ビオっぽくないっていうか還元臭とかもないし、本当に力の強いワインです。
ピガート自体、僕はその特徴ってのはちょっとつかみかねているんですけど、うん、いまいちよく分からない。。。(汗
だから、ピガートとしてどうかって話はあまり出来ませんけどね、でも飲めばやっぱり分かるんですよ、質の良いワインだな〜って。そしてそのパワーには本当にびっくりします。

白ワインって軽いからあまり飲みたくないのよね〜、やっぱり赤が良いわ、って思う人にも是非お試し頂きたい一本です。


知人のパーティーの時にもセレクトしましたけど、これも非常に好評頂きました。

僕は、そのワインを飲んでいる時は不在で、パーティー終盤になってやっと合流できたんですけど、ワインの評判を聞いて、満面の笑みで「でしょ?でしょ?」を連発。こういうのって気持ちいいですよね〜。^^

もちろん、どう感じるかは人それぞれなんで責任は一切持ちませんが(笑)、僕自身はこのワインをこう感じるって話ですね。

このワインなら、魚介も結構いけると思います。
ちなみに、ある種爆弾発言ですけど、僕は白ワインと魚介はあまり合わない、と思っています。
合う物もあります。
でも、基本的には難しい組み合わせだと思います。

白ワインは気分で飲む物ですが、その気分で飲む物なんだけど中には、こういう気分以上の何かを感じさせてくれるのもあるんだよ、ってな感じですね。

こちらも上之園町の「ヴィーニャ」さんにて扱っております。
白ワインとしてはちょっと贅沢な値段かもしれませんが、ここぞ、という時にお一つ。
この後に上等な赤ワインが続くと至福の時間になりますよ〜^^


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