本当にばかばかしくてやってられない。ものすごい茶番劇。
まずは自民党。
一体ここはどれだけ出鱈目な事をやっているんでしょうか?
だいたい、原発をひたすらに推進して来たのは一体どこの政党だったんでしょうか?官僚に好き勝手やらせて来たのは一体どこの政党だったんでしょうか?電力会社をここまで肥大させたのは一体どこの政党だったのでしょうか?
今目に見える腐敗にまみれた醜悪なものは、自民党政権の負の遺産なんじゃないんですか?
その上に、このタイミングでの内閣不信任案の提出。
福島で何が起きているかご存じないんでしょうね。どれほどのことが起きているのか認識する力が無いのでしょうね。
でなければ、この時点で政権争いなんか仕掛けないですよ。
この自民党の出鱈目さも凄いけど、それにしても、どうしてこんな時に内閣不信任案なんか切り出して来たんでしょうか?
だいたい、考えるまでもなく、これはあり得ないじゃないですか。だって、今政権争いをして、もし総選挙などになったとして、被災者の事を思えば、収束が未だに見えない悲惨な原発事故を思えば、しかも推進して来たのは自民党、まずは、被災者の救済が最優先であるし、原発時の収束が優先事項でなければならないはずでなければおかしいじゃないですか。
という事は・・・、自民党っていう政党は大馬鹿者の集まりってことですか?現状を認識する能力に著しく欠けた者達の集まりってことですか?であれば、こんな輩が国会議員なんてあり得ないでしょう。
即刻に辞める、辞めさせるべきです。
でなければ、この国がどうなってしまうか分かりません
。
管総理大臣は「発電送電分離」を事を口にしました。
邪推です。完全に邪推です。でもさもありなんだと思います。
発電送電分離を是が非でも阻止する為の内閣不信任案ではなかったろうか、と思うのです。
もちろん、それだけが理由であるとは思わないですよ。けど、理由の一つではないかと邪推いたします。
国会には電力出身の議員が40名弱ほどいます。
官僚は天下り先として電力会社はどうしても必要です。
彼らは、国民の命や生活以上にどうしても守らなければいけないものがあるようです。あり得ない話ですが。
「発電送電分離」はどうしても実施して欲しい政策の一つです。
そして、この国の患部は電力利権の支配である事がかなりはっきりと見えてきました。電力を独占させるが故、このような狂った状態が生まれるのです。原発推進にしても然り。
それを覆すには電力を自由化するしかない。
その為に絶対にされなければならない事が、発電送電の分離です。逆から言えば、発電送電の分離が成れば、自然と電力は自由化へと進む事になります。おそらく、ここしばらく活発に動いている孫さんは、送電部門を担いたくてしょうがないのでしょうね。
ただ、これがな成れば困る方々がいらっしゃいます。
今現在の電力会社であり、官僚の方々です。
世界最高水準の電気代を当たり前に請求できるのも、それに対して文句を言わす事がないのも、すべては電力を独占していればこそ。そして、その馬鹿高い電気代は電気会社の巨額の富となります。
そして、そこにはたくさんの人々が利権を求めて、甘い汁をすする為に群がるのです。その最もたるものが原発利権ですよ。
電力の自由化はその根底を崩します。彼らは、どうしても電力の独占を守らなくてはいけません。自由化なんかもってのほかなんですよ。
その為には発電送電分離などつぶさなくてはいけません。
自分達の為、国民がどうなろうが知った事ではありません、そんな事よりも利権を守りたいのです。それが最優先です。
ではどうやって発電送電分離をつぶすのか?ですよ。
内閣不信任案を通せば良いのです。そして、電力ずぶずぶの政党に権力を握りさせれば良いのです。
民主党にも電力議員はいます。そして、管首相の無能ぶりに民主党は揺らいでいます。切り崩すには最高のチャンスです。過半数がとれれば内閣は失脚。反旗を翻した民主党員は離反。民主党は弱体化します。
解散総選挙となれば自民党の躍進もあり得る。そうなれば、官僚、電力会社ともに安泰。そう、安泰です。
などと思うのですよね、私なんかは。
何はともあれ、内閣不信任案は否決されました。
管さん続投が良いのか悪いのかは分かりませんが、ただ、不信任案の可決よりはいい結果であったろうと思います。
つーかさ
国会議員の先生方。
あんたらがしなければいけない事は一体なんだ?
いつまでもこんな茶番なんか続けるんじゃないよ。
くそ自民党。不信任案は否決された、という意味を十分に噛み締めて、いい加減国民の為に仕事をしてください。あんた達は、利権を守るのが仕事ですか??
筋を通せよ、って言ったって、どうせ通しや出来ない、というかそんなつもりはさらさらないんでしょうけどね。
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