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Posted by チェスト at

2013年04月06日

物語ではなく瞬間を

今を生きていますか?


物語の中を生きていますか?

ちなみに、物語とは記憶から作られた物であって、記憶とは過去の事ですから、物語を自分が紡ぎだしてそれを生きているのであれば、その人は今にいながら過去を生きている事になります。
私はこう言う人間。あの人はこういう人。この仕事はこういう仕事。私の環境はこういう環境。


すべては自分が紡ぎだした物語です。




今を生きるという事は、物語からの解放です。
この前、従属という言葉を使いましたけど、今を生きるという事は従属からの解放でもあります。
なぜなら、その物語は幻想だからです。過去は存在しないのですから、それで構築された物は幻想です。
だけど、僕たちは、その頭で構築された物語を好き好んで生きています。


でも、生きているのは、今、この瞬間です。


ちょいと電波を飛ばしますけど、過去と今に連続性はありません。
あると思っているからあると信じるだけです。信じているからある事になります。だから、時間が存在し、現在は過去の集積の上に存在すると思います。
でも、本当のことを言えば、過去は記憶であるだけであって、今は今であり、今しかない以上は連続性も何もありません。
だから記憶する事が出来なければ、過去があるとはならないのですね。

実際問題としては、記憶する事が出来なければ不自由この上ないですけどね。。(汗



物語を生きるのが悪い事だって話じゃないです。
もし、今、この瞬間を生きようとしてもそう出来ないのであれば、それは物語の中を生きているからです。

その物語りの持つ説得力って言うのかな、それはねもの凄くあります。
これを無視したら大変な事になっちゃうんじゃないだろうかって。でも、それを無視しないで一生懸命にやっているはずなんだけど、だけど全然上手くいかない・・・。むしろ、どんどん苦しくなるし・・・。

頭の中がぐるぐる・・・・。


物語は混沌としています。
もちろん、その混沌を生き抜くっても素晴らしい事です。
というか、人生ってそういうものですから。お釈迦様の言う、人生とは基本的に苦である、ということですね。
でもね、ちょっと待って。

どんな時も大丈夫だから。
その物語りに囚われちゃうけど、だけど、それって、しょせんはそんな物だから、だから安心して今に集中しちゃっていいんですよ。
過去の記憶に振り回されるそのパワーを、今という瞬間への感応へのパワーへと変える事が出来たら、もっともっと楽しくなるんじゃないかな?
そうしなきゃいけないって事じゃなくてね。

物語を生きるってのは言うなれば従属の中を生きるって事です。
もし、そこから解放されたいという願いが自分の中にあるのであれば、今に集中して。
従属している物の正体を見破ってみましょう。

ほら、そんなもんですよ。
力を与えていただけです。力があるんじゃないんです。そして、そんな力を与えていたのは他でもない自分なんです。だから逆の意味で自分ってすごいでしょ?
だって、実体のない物にそこまで力を与える事が出来るんだから。

じゃ、あとはベクトル変えちゃいましょうか?
そしてね、そのベクトルも自由自在なんですよ。


楽にね。^^


深刻になっている時は、深刻になっていると気が付いた時、その時は物語の中を生きている時ですよ。
いまに戻っておいで。^^


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Posted by アド山 at 18:19Comments(0)気付いた事