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Posted by チェスト at

2019年07月08日

難しい事はしない。

2かいのおじさんの料理教室でよく言う口上なんですけどね

「めっちゃウルトラCの事をしようとしてるからできなくて当然なんですよ。」


これは、フライパンとかでソテーだとかするときによくいう事なんですけどね。


これらの作業をするときに、料理が上手にできる人とできない人の差ってすぐわかるんですよ。
で、それって、火元をいじるかいじらないかって事なんですけど、本当にね、めっちゃ大事な事。

で、これもよく言うんだけど、火加減というか火力というか、按配というか、それってどうしても火元で言うじゃないですか?
ガスの火なら大きさこれくらいとか、IHなら数字で。もしくは温度だったり。


で、それってどうしても火元の方に目がいっちゃうんですけど、大事なのはそこじゃなくて。
おいらは「音」=「火加減」と伝えます。

だからね、レシピとかには書けないし伝えられない。
実際に作るところを見てもらうしかないし、そして反復してもらうしかないんだけど、だからこそ、料理教室に来る、やるという意味が出てくるんですよね。

そこでの体験、見るだけでも体験ですし、が大事。
だってそれでしか伝えることができないから。
理解できるか実践できるかはまた別の話ですが。。^^;


だけど、知らない事はできないからね。
知らない人には知って欲しいんです。
だって、それがわかったら失敗しなくなるもん。

料理がいやって人はめんどくさいがほぼほぼだとは思うんですけど、中には、いっぱい失敗して自分には向かないとか出来ないって思う人もいるとは思うんです。
まぁ、それはそうかな^^;と思いつつも、でもそれって、めっちゃウルトラCをそうだとは知らずに出来ることだと思ってやってみて、それで上手くいかなくて、上手くいかないから嫌になって、自分にはできないと思って、みたいな感じじゃないのかな、と。
火元を一定に保ったままでの料理はおいらにはできません。むずい。

まずはできない事をやろうとしているからできなくて当然なんだよ、って事は知って欲しいな、と。
だから、そうではなくて、こうすればいいんですよ、って知って欲しいんですよ。でもね、それって文字ではなかなか。。口頭だけでもなかなか。
でも、実際に見ながら、やってみながらなら伝わるよね、って思ってます。

いっぱい考え違いしてる人が料理が苦手な人、なのかもしれない。
考え違いしていることがわかれば、苦手は終わりです。^ ^
考え違いとさよならして、で、ちゃんと正しくやればちゃんと出来ます。
だって料理って簡単だから。^ ^

  

Posted by アド山 at 16:37Comments(0)料理

2019年07月06日

コストうぜ〜〜

深夜にこんばんは。^^;

寝付けないの。。。( T_T)


さてさて、答え合わせなんですけどね、タイトルにもある通りなんですけど、プロの仕事ってコストという名の足かせがついちゃうわけですよ。
作った料理には値段がつきますから、非現実的な値段になっちゃうような材料費はかけられませんし、売価が決まっていればかけられる原価も決まってきます。

¥3000の料理であれば、材料費は¥1000〜1500でしないといけないわけですよね。

¥1500かけちゃうと赤字ですけどね!!

で、みなさんが料理を作るときに予算はあるにしても、かけられる人はいくらでもかけられるわけですよね。
あー羨ましい。。
メインに牛肉のビステッカ(ステーキ)を出したくても和牛なんかはどーやたって使えないので、みなさんがご家庭で美味しい和牛を焼いた時点で勝ち、です。^ ^

勝ちってなんだ??ww

雰囲気は伝わっていると信じますが、まぁそういう事ですよね。

もちろん高いものでなくても色々と考えて、要はその食事を通して満足感を得ていただければ良いので、それが目標ですね、調理をしていきますが、原価を抑えつつ満足感を高めるってのがプロの仕事なわけですよ。

うん、それがプロの仕事です。













プロ失格かもしんない。。。。。

原価かけちゃう。かけすぎちゃう。
一部からは、こんな内容の仕事をしていて儲けがあるのかガチで心配されてますが、仕事が立て込むと、普通は原価率ってのは下がるんですよね。材料の効率が良くなったりしますからね。
売り上げがあると安心して、普段なら使わないちょい高めの食材を安心してばかばか買って、支払いして、


あれ?


原価多分めっちゃ上がってるじゃん。。儲けないじゃん。。。
みたいな人はプロ失格とまではいかないまでも、まぁ、愉快な部類ですね。。^^;




という事で、プロには常に、コスト、という呪いがかかっているので、呪いのかかっていないみなさんの方が、美味いものを作る、という部分にだけ集中出来るんですよね。ので、美味しいものを作ろうってことだけに話を絞れば、かなわないんだな〜、と思う次第です。
とは言っても、まぁ、いつもいつもってわけにはいかないでしょうけど。
家計のやりくりも大変ですからね。

¥3000のお店の料理と、材料費¥3000であれば、まぁ勝負あった、なんだろうな、と。
まぁ、必ずしもそうはなりませんけどね。。
プロにも意地があるからね。^ ^
後者が圧倒的に有利だからこそ、満足感を覚えていただいたときに快感があるんですね、きっと。


でもさ、¥3000の材料費があっても、調理が下手ならダメじゃん!!
って思うじゃないですか。



そーですよね。^^;


だからなんですよ。
2かいのおじさんの料理教室ってめっちゃ役に立つんですよ、って話なんです。^ ^


  

Posted by アド山 at 04:08Comments(0)料理

2019年07月05日

プロもアマも関係ない

プロだから美味しいものを作って当たり前。


まぁ、そうなんだと思いますよ。
でもね、美味しいって何だ??っつー話ですよ。^^;

主観じゃんww、みたいな。。

主観でしかないものを物差しにして何かしら断言されてもねぇ、、、
で、おいらも自分で美味しいもん作りますよ〜とか言っちゃってますから手に負えない。。^^;


とりま、美味しい談議はひとまず置いといて^^;、プロだから美味しいものが作れて、アマチュアだからプロほど美味しいものは作れない、とか結構言われちゃったりするような気がしますが。。


ぶっちゃけ、うまいもの作るのに、プロもアマも関係ございません。

ものすごく単純に言うと

プロかアマであるかはその人のステータスの違いです。
味の違いは調理の違いであり、それはスキルです。
スキルとステータスに関係性はなくもないですが、リンクはしておりません。
ので、関係ないんですよね。。

プロの料理人ってのは、それをお仕事としてお金をいただいているだけの話です。
美味しいものが作れるからやっているわけじゃございません。
好きだからやっているんですよ。
必ずしもそうじゃないですけど。。。。

美味しいものを作るってのはそれとは別のことです。

料理教室でよく言います。
「みなさんの方が簡単に美味しいものを作れるんですよ。」って。

これ、ある意味ですけど、本当です。
だってかなわいもの。^^;

どーしてかなわないのかはわかりますか??

答え合わせは次回!!



簡単投稿でも写真は横を向くのね。。。
萎える〜〜  

Posted by アド山 at 11:25Comments(0)料理

2015年10月27日

ふと思う




とあるケータリング先で、

家にあるもんでなんか作ってちょーだい、ってな事で作っちゃったよ、的な。
アリオリのパスタに、クリチと生ハム乗っけて、おつまみ用のナッツを砕いて・・・・。


たまに思うんですよね。


何の気なしに作った料理の方が、あれこれ考えた料理より美味いんぢゃないかって。。(;^_^A


で、あれ?
最近あんまりあれこれ考えないなぁ〜〜。


だから美味いんかな??


( ̄(工) ̄)  

Posted by アド山 at 23:37Comments(0)料理

2012年11月23日

料理の事

料理教室をするんですけどね・・・、12/16にマルヤガーデンズさんの地階の”まるやの台所”で11時からで、たしか¥3000だったと思うんですけど、何卒よろしくお願いします。

時期が時期だけに、クリスマスパーテーに使えそうな簡単で美味しい料理を紹介出来たらなぁ、と思っています。
一応イタリア料理のシェフをしていた訳ですから、そっち方面の料理にはなると思うけど、美味しく楽しくを第一に考えようかな。
お楽しみに!!

で、ちゃんと料理教室の記事は書きますけど(汗)、ちょいと料理の事で


拘りがなくなっちゃったんですよね・・・・。

良い意味なのか悪い意味なのかも知りませんけど(汗)、今までは

これはこうでなきゃいけないっ!!

なんて思いの元で突っ走って来たんですよ。

でもね・・・・

なんかね・・・・



だからなんなの?


ってな感じなんですよね。


結局ね、自分は一体何の為に料理を作っているんだろう?
って事が頭にあったんです。

ずっと頑張って来て、かなり無理もしたし、本当に鬱だったんじゃないかなって思うくらい、本当にそれを心配してくれる人がいたり、だけど、現実問題としてからった物がたくさんありますからね、立ち止まる事は出来ないし・・・・
好きなだけでは続けられない。でも好きでなければ続けられない。ってことでね。
もっとレベルあげなきゃ、とか、もっと成長しなきゃ、とか、こんな自分で満足しちゃだめだ、とか・・・・。

でも、いろんな事が破綻して

自分の為に料理が出来ない自分がいたり・・・、それじゃだめなんじゃないかな、って思ったり


ま、色々とあったんですよね。(汗)


ただ、一生懸命にやろうがどうしようが、だめなものはだめだった訳で
料理をする事も苦痛になる。
救いは、作ってあげたい人には作ってあげる事が出来た、って事かな?けど、それでも楽しい、に楽しくない部分がやっぱりあるんですよね。料理、という行為の中にね。

何の為に料理をしているんだろうか?
完全に変なスパイラルに落ちちゃっていたんですよね。


で、イタリアで、WWOOFingしている時は自分で作るんですよ。
コジモにいる時は共同生活ですから、当番制で料理をするんですよね。インペリアの時は一人だけのWWOOFerでしたから、全部自分でしてましたけど、あれですね、一人で食べる食事はやっぱり味気ないもんでした。ま、でも、それならそれでよし、なんですけどね。。

コジモで料理を作る時は、最大で14人分、少なくても4〜5人分を作るんです。
僕の作る料理ってどうなんだろうって、思っていましたけど、みんなに気に入ってもらえていたようです。

「今日の料理は誰?」
「TAKAだよ」
「やった〜!!」

みたいなね。




これは、最初のコジモの滞在時の最後の日ですね。
TAKAのお別れ会&誕生日祝い。
料理は全部自分で作りました。(笑)最後だから、僕としては感謝を料理に託したくてね。
それに英語が達者じゃないから、「これこれして〜」って上手に言えないのと、料理中は手の方が遥かに早いもんだからなおさらしゃべれなくなっちゃうので、考えて口に出す頃には手の方がかなり進んじゃっていてですね、基本的に僕が作る時は一人でやらせてもらいましたけど(基本的には二人一組)

ただね、楽しかったというか、何が嬉しいのかって

食べる人の笑顔ですよね。

でね、そこには、ただ美味しい、嬉しい、楽しいしかないの。
あれこれと比べてどうだ、とか、そういう比較がないの。目の前にあるものをただそれだけを楽しんでるって言えば良いのかな・・

僕が作らなくても、誰が作っても、そのときそのとき、美味しい。ただそれだけなの。

食材も、イタリアのスーパーで買って来たものですよ。
ま、確かに野菜もうまいし、肉もうまい。それ自体がですね。
だけど、言葉では上手く言えないんだけど

あれこれ比較したり、ジャッジしたり、それはそれで良いんだけど、だけどね、ここでこうやってもの凄くフラットに楽しんでいて、だからこれで好いんじゃないんでしょうか?って。


WWOOFってのは、基本的のオーガニックの農家さんだったり、ビオのワイナリーが対象になるんですけどね、で、その農作業のお手伝いをするんですけど・・・・、ま、あれですよ、夏の炎天下とかね・・・

日本でも農薬がどうこう言われます。
問題なのは問題なんでしょうね。
ただね、自分がこうやって手伝っていてね、多分、僕だったら除草剤は撒く!!とか思う訳です。
そしてね、もう少し言えば、全部恵みだったんですよね。上手く言葉にならないんですけど、なんかね、いろいろ問い言うのも小賢しいみたいなね。
目の前にある、それを云々言う前にね、まずは感謝だろうって。

なんかね、いろんなものがすっぽり抜けて、大事な事を全部忘れて・・・。
花を愛でるのは良いけど、いろんな花を比較してどの花が一番だ、なんてやるのも楽しいけど、まずはその花の存在だったり、なんかね、気にしすぎる必要は無いまでもね、何だか大事な事がすっぽり抜けてしまっている様なね・・・。
だから、拘りとか、あっても良いしなくても良い。どうでも良いじゃんって。

だってさ、大事な事はそういう事じゃないし、僕が求めていたものもそういう事じゃなかった。


すべては有り難いじゃない?

で、僕はそれを使わせてもらって、人が美味しいと思うものは作れないから、自分が美味しいと思うものを好きなように作って、そしてね、それをそのままにみんなで楽しんでいる時のあの瞬間。

ああ、これだったんだ・・・って。

感覚は言葉にならないから、あくまでも感覚の話なので、言葉にすると離れちゃうから伝わらないかもしれないけれど、ただ、僕は僕として何の為に、もうね、何の為にとかでもないんですよ、ただね、作りたいって。
だから作る。
ただ作りたいから僕は作る。

何だって良いじゃん。


それが、今の僕という料理人なんですよね。


ある意味変化自在。ある意味あるがまま。


いろんなものがフォーマット化されて、それがデフォルトな今の世の中では非常に分かりにくい話かもしれない。だって言葉にできないんだもん。(笑)
だけどね、拘りとか方法論じゃなくてね、その先にあるもの、その根底にあるもの。それを大事にしたいですよね。
そうすれば、自然とその間は埋まっていくんです。その間は気にしなくていいって事じゃないですよ。気にしすぎてもねぇ、ってことです。楽しめなくなっちゃう。
料理教室はまさにその間の事。
だけどね、今の自分に何が出来るだろうかって思った時に、方法論だけじゃなくてね、何か伝えられたら嬉しいなぁ、って。もちろん自分が。
で、自分が本当に楽しみきった時ってね、絶対にみんな楽しいから。
これはそうなっているんです。

だから、やってみようって。


楽しく、美味しく、そして出来るだけ簡単に。
みんなが笑顔で料理して、その笑顔ごと食卓に乗って、そしてそれを囲むみんなが笑顔になったら。
何だか凄く素敵じゃないですか?

拘るとか、拘らないとか、そういう所をぽーんと飛び越えて。
今の僕の料理は、多分そういう感じです。



←それと美味しいかどうかは別の話www  

Posted by アド山 at 17:19Comments(0)料理

2012年06月13日

気が付けば

まぁ、改めて書く事じゃないんですけどね、




料理の事も書いた方がいいみたい・・・・。

このままだと、料理しないで、なんだか電波なことをあーだこーだ言うだけの人、見たいに見えない事も無いので。。
まぁ、あながち間違えてはいないので(涙)、それはそれでかまわないといえばかまわないのですが、その脱力加減がまた人を不安にさせるっていうね。。

言っておきますけどね


いい料理と力加減は関係ないですから!!←?





改めて読み返すとすっごい強がりに見えてこれまたいいですね。。



これはあれですよ、鯵をフリットにしてカポナータと和えて、さらにヴィネガーを効かせた簡易洋風南蛮漬けみたいな、ね。
温かい物と冷たい物を和えてティエピド(生温かい)にするんですけどね、個人的にはすっごい好きなテイストですね。


たまにこんな物も作ってます。

え?いつ食べれるのかって?
予約の際にこれ食べさせて、って言ってくださいね。
まぁ、わざわざそこまでしてして食べる物なのかっていわれたら、まぁ、どうなんでしょうとしかいえないんですけどね・・・。(汗

前からそうなんですけど、基本姿勢はその時ある物をその時の感覚で料理してます。
素材の持ち味を最大限に生かして・・・・・・・



って、どうやったら証明できるんでしょうね??

ってな事をふと思わない事も無いんですが、最大限に生かしているかどうかは知りませんけど、ただね、一生懸命に料理する事以外にできる事があるんですかね?って思いますよ、本当の所。
なんかね、みんな言葉に酔っちゃってるんですよね。

まぁ、それでいいのであれば、それだけの事なんで、場末の料理人がどうこう言ったって意味が無いっちゃー意味は無いんですけどね。
思い込みも幸せのうち。
そうなのかもしれないですね。

ただ、本当の所、僕たちはただ作るだけです。一生懸命にね。
それに言葉でどんな付加価値を乗っけてもいいと思いますよ。乗っけちゃいけないってことも無いですし。
僕はあんまり好きじゃないなぁ、ってそんだけの話なんで。

という事で、今日も一生懸命に仕込んで参ります!!
ありのまま、あるがまま。
有り難く、有難し。


←思う事は人それぞれ。総てが正解でございます。そんな感じでクリックなど。。  


Posted by アド山 at 16:32Comments(2)料理

2012年05月20日

とある日のBコース

今週のディナーは大変運悪くぼっちが続いております・・・。


えぇ、本日もりえぽんに振られて(涙)、ぼっちでございます。。。
対応できても後一組、しかもかなり後手後手な感じになっちゃいますけど(汗)、ご了承くださいませ。

来週はね、そんな事ないですから!!
なんとか人手を確保できております!!

今日までがんばるぞ〜!


という事で、今日の更新はざっくりと。

久しぶりに写真をtweetしてもらったので。
とある日のBコース@¥4200
こんな感じなんですよと写真で。

一枚だけ、全然明るさの違う物が入っていますが、あまりお気になさらずに。
ちなみに、前菜4皿、パスタ、お魚料理、お肉料理、デザート。これに後食後のカッフェと小菓子がつきます。
料理の内容は完全お任せです。嫌いな物がありましたら事前にお知らせください。
お食事の時間的には2〜2時間半ほどを目安に。






あ、そうです。「ぼっち」って「ひとりぼっち」の事です。
スタッフが誰もいなくて、ぼっちの日は私・西山一人で対応させていただいております。
ので、無駄に店が広い(こらっ!!)事もあって、基本的に二組くらいが限界です。
もうちょっと店がコンパクトだったらもうちょっとどうにかできんこともないんですけどね・・・。
現状は現状で変えられませんので、その中で自分が何をするか、何が出来るのかってことを考えての対応となっております。
ご了承くださいませ。


←でも美味しそうでしょ?あなたにとっても美味しかったら凄く嬉しいですね〜。  


Posted by アド山 at 17:09Comments(0)料理

2012年04月09日

福岡で

日曜日お休みを頂きまして、ありがとうございました。
日帰りだったのですが、福岡へと行きまして。

もちろん、おいしいイタリアン食べてきましたよ。
そのお店は何年かぶりに訪れたんですけど、もちろん、その時のスタッフはいないんですけどね、やっぱりレストランっていいな、僕はこういうのが好きなんだな、そんな事を再認識などしておりました。
福岡行きの本来の目的はそこじゃなかったんですが、ちゃっかりと食事も堪能してまいりました。




酔っぱらってグラッパを倒してみたり、ちょいとした粗相をやらかしてしまうのはまぁ当然の事として(汗)、美味しかったですね。
けどね、うん、アドマーニもかなり良いですよ。

人も料理も店も、やっぱりそれぞれがオリジナルなんですよね。
これはこれで良くて、で、それと何かを比較したりするんだけど、実はその比較して評価する事ってあまり意味のない事だったりするんですよ。ついやっちゃうけど。
だってそうでしょ?
それぞれがオリジナルで存在している。
例えば、人でいえば、あなたと僕。
それぞれがそれぞれじゃないですか?で、それを比較して、あなたの方が、とか、僕の方が、とかそういう評価をする事って評価する人の自己満足以外の何ものでもないですよね。。それぞれをそれぞれにそのまんまに見れば良いだけの話なんですよね、本当は。
そうするとね、そうした方がそれぞれの本当の良さっていうのが鮮明に見えるんですよ。
え?比較した方がよく分かる?

まぁ、そうですよ。(汗)

比較したらいけないとかそういう話じゃないんですけどね。
比較しちゃうしね。別にそれが悪い事じゃなくて、それに大きな意味を持たすと、それが色眼鏡になって本当の姿を見逃す事になりますよって、ただそれだけの話。
うん、別にそれでも良いのならそれでかまわない話なんですけどね。

このお店にはこのお店の良さが。アドマーニにはアドマーニの良さが。
あなたにはあなたの良さが、僕には僕の良さがあって、そして、それは比較して評価する必要は本当はないんだよって。

そんな事をちょいと思った今晩でした。


←けど、美味しい物を食べている時は無条件で幸せですよね。  


Posted by アド山 at 23:53Comments(0)料理

2012年02月11日

牡蠣三昧!!














←記事は後から書きますけど、ポチしてくれとすっごくうれしいなぁ・・  

Posted by アド山 at 16:25Comments(0)料理

2011年12月21日

おせちじゃないよ

まさかの時間におはようございます!!

眠いのか眠くないのか、頭は冴えているのか死んでいるのか、何がなんだかさっぱりな感じでございます。

いやー、いつ寝落ちしたかも分からない程の見事な寝落ちで・・・。_| ̄|○はう
寝落ちしている場合じゃないって!!
マジで仕込み間に合わないんだから!!


で、ただいまの時間でございます。

ただいまグリストラップのくみ出し作業が入りましたので、厨房での作業を一時断念。
ごっごっごっ、と吸い出し作業の音が。そして香しい香りが・・・・・


ちなみにですね、このグリストラップにたまるゴミですが、産業廃棄物になるので、業者さんにお願いするのが一番のようですね。自分で清掃してこそっとゴミで出してしまいたい所ですが、不法投棄に当たるんだそうで。。
しかし、あれですね。
綺麗な所ばかり見ていてもしょうがない。
本当に感謝すべきは、こういう、自分達が触らない、触れない、そんな部分に携わって下さる方々がいて、そしてちゃんと仕事をして下さる、という事。

ゴミは必ず生み出される。
それを自分で処理する事なく、誰かに処理してもらっている。
良いとか悪いとかじゃなくて、そうなんだと一つの事実。感謝しなくてはいけませんね。


本当にいつもありがとうございます。m(_ _)m


えー、まだかかりそうな感じですね。。
ではこのまま更新を継続の方向で。。。



そうそう、月曜日は麦酒本舗さんでの「大人麦酒の会」でございました。
ひょんな事で、料理を作る事になったアド山さん。ちょいと考えを巡らして見ると、何か罠にかかったような気がしないでもない。
うん、考え過ぎ。。だよね?

まぁ、5〜6人かな?
なんて思っていたら、まさかの12名だって言うじゃないですかお客さん!!

クリスマスメニューだってまだ決めてないのに、だけど、男に二言はありませんから、今更。ちょっと大変なんで辞退させて♡、なんて口が裂けても言えない。
ま、どうにかなるさ〜、な感じだったんですが、ここで妙案が浮かびました。

ブログでもちょこちょこ登場している、荒田王国農林大臣・isayousouさん。
いとこさん大誕生祭・賄の日でもお手伝い頂きましたが、これが、なかなか仕事ができる!(にやり
アドマーニ料理教室の生徒さんでもある。(にやり
更には、彼女の地元の会合等などでケータリングをしていたりする、と。(にやり


お手伝いお願いします!!

という事で、助手ゲッツ!!


で、一度打ち合わせをして、メニューを決め、作業分担を決め、そして当日へ。
午後3時過ぎからおよそ4時間強。
どうしてこんなにムキになってやっているのか、自分でもよく分からぬままに完成いたしました。



雰囲気はまさにおせち。
あっ、特におせちをやろうとしているとか、これはそれの試作ではないのか?とか、何やら憶測がない事もないようですが(汗)、何も考えておりません!!
ただ、12人分もの料理だったので、このようになった訳で。(汗

ちなみに何を作ったかと言いますと・・・・・

青首鴨(ジビエ)のロースト、ブラッドオレンジと自家製オレンジピールのソース
鹿(ジビエ)とザクロ、スモークチーズのインヴォルティーニ
白菜とリンゴのサラダ、粒マスタード風味
カマンベールとジャガイモ、リンゴのマヨネーズサラダ
柿とカブのマリネ
菜の花のブレゼ、胡桃とナンプラー、メープルシロップで
本マスの自家製スモークとフルーツのサラダ
ジャガイモの衣の牡蠣のフリット
里芋の柚子胡椒バター風味
トリュフ風味の焼きリゾット風ご飯
自家製オレンジピールの入ったフォカッチャ
フォアグラとマスカルポーネの入ったレバーペースト

isayousouさんにかなりのフォローをもらって、無事に作り終えました。
フォカッチャもわざわざ当日に焼いたり、ちょっとアクシデントもありましたが、その辺はなんとかリカバー出来ました。
ま、こういう事をクリスマス直前にやっているという・・・・。

で、肝心の大人麦酒の会の模様なんですが、あちらの作業も佳境に入った所で呼び出しでございます。

ちょっと行ってまいります。


←ライブ感満載でございます。。  


Posted by アド山 at 07:03Comments(2)料理

2011年09月29日

カルパッチョ物語

アドマーニのディナーのプリフィイクスの中に、必ずと言っていいほど登場している「◯◯のシンプルなカルパッチョ」
カルパッチョは皆さんもよくご存知でしょう。
そんな中、わざわざ「シンプルな」とつけて、そしてこうしてブログのネタにしてしまう、そんなアドマーニのカルパッチョの話を一つ。


カルパッチョについて細かく述べる時間がないので(汗)、4/3・ヴェネトの会こちらにオリジナルのカルパッチョについて多少説明していますので是非ご参照ください。

そんなカルパッチョですが、アドマーニでは基本魚です。可能な限り天然の白身魚です。
ちなみに、今夜は串木野産のホウボウです!

ホウボウって、美味しいんだよね。。。
クセもなくて、実際鮮度が良いとこれはかなり美味しい魚ですよ。焼いても煮込んでも美味しい。
もっと注目を集めていい魚なんですけどね・・・。


で、話を完全にホウボウに飛ばしそうなので(汗)、そうそうカルパッチョです。

料理教室でもやった事がありますが、非常に簡単な作り方です。

お皿に、魚の切り身を並べて、塩、こしょうをふり、EXVオリーブオイルをたっぷりとかける。トマトのコンカッセとネギを散らす。



これだけです。見た目も非常にシンプル。もうちょっと飾った方が良いんじゃね?位の物です。


ね、家でも出来んじゃん。




行程だけ見ればそうです。
では、どうぞ作って下さい。はたしてそこに出来上がる物が同じ物であるかどうか。

家で出来る、作れる、って事と、その料理を再現する事は違います。
このカルパッチョはそんな事を教えてくれた、更にもっと深い事を教えてくれた料理です。


実際、本当に簡単な料理です。
レモンもふりません。邪魔だからです。必要ないからです。

本当にシンプルです。

これはかなり長い事このやり方で作っていますが、色々と考えなかったでもない。
もうちょっと豪華に見えるようにした方が良いんじゃないか、もうちょっと何かを組み合わせて複雑にした方が良いんじゃないか、確かにこれで充分に美味しいんだけど、これって家でも出来ちゃうんじゃないか、ってね。


とあるお客様がいらっしゃいました。
男性の方です。当時、本当に頻繁にいらっしゃいました。
頻繁にいらっしゃるのだけど、プリフィックスで食べる料理は、アンティパスト(前菜)は必ずカルパッチョ、セコンド(主菜)はひなもりポークのアイ・フェッリとほぼ決まっていました。
たまには、他の料理をオススメする事もありましたけど、そういう時はだいたいお勧めの物を食べて下さる、だけど基本は変わらず。

やっぱり不思議に思うんですよ。
他の料理をオススメしたとき、本当に喜んで下さる。
だけど、やっぱりカルパッチョとアイ・フェッリなんですよ、この人は。

だから、あるとき、思い切って聞いてみました。「飽きないですか?」と(笑



帰って来た答えは意外な物で、そして深かったのです。

「だって、この(二つの)料理には、シェフのオリジナリティーがある。だから、僕はそれを食べにきているんだ。」

共に、非常にシンプルな料理です。言い方を変えれば、手抜きともとられかねないほど簡単。
だけど、そこにオリジナリティーがある、と。


最初は全然意味が分からなかった。
そりゃ分かりませんよ。塩ふってオリーブオイルかけただけでしょ?焼いて、塩、こしょうふってオリーブオイルかけただけでしょ?って。そこに、一体どんなオリジナリティーが存在するんだって。





簡単な話なんですよね。
今は分かります。
だから、この二つの料理は今のアドマーニの料理の基本形でもあります。

行程だけでは見えない事。伝えようとする事。そこにはっきりと息吹くもの。



今ははっきりと分かります。
だから、この料理は、形だけなら誰でも作れる。だけど、アドマーニのカルパッチョは私にしか作れない。
なぜならそれは私のオリジナリティーだから。
そこにあった物に気がつかなかったけれども、気付かせてくれた人がいる。そしてそれに気付けた。

本当に有り難い事だと思います。

そのそのオリジナリティーは、そのまま今のすべての料理に。



そんなカルパッチョの写真がない事が非常に残念です。。。


←今度誰かカルパッチョ食べて写真をうpして下さい。  


Posted by アド山 at 16:47Comments(0)料理

2011年09月28日

こんな風になったのさ

昨日いきなりのオマールのコースの提案、しかも2名限定。



来ました!
オマールと聞いて、しかもコースで¥4500とあっては黙っていないでしょう。
21時だとか、22時過ぎだとか、この辺はばっさりと却下!!(笑

やってきたのは、重鎮AkiLa兄さん。


で、ちなみに、オマールのコース、とは謳ったものの、料理の内容はさっぱり考えていないアド山さん。。。
予約成立後、包丁を研ぎながら(!?)、何を作ろうか、と。(汗

という事で、まさかのオマール海老のコース、9/27ぶっつけ本番編でございます。



お通し。
オマール海老と梨のジャム。
いきなり面白い系で。これ、意外と合うんですよ。



前菜。
オマール海老と天然真鯛、マッシュルームのオレンジ風味のサラダ。

オレンジは使っていないんですけどね。。
お通しから前菜へは軽い流れ。最初に飲まれたコノスルのソーヴィニョン・ブラン、20バレルズをちょっと意識して。



パスタ。
実はまだ少し残っていたフレッシュポルチーニ。これで完売となりましたが、今週末にも入荷予定ですのでブログ、twitterは要チェックです。
で、これとオマールと、少しパンチェッタも加えて。パスタはタリアテッレが一番しっくり来るので、それで。

ワインはこれ。



Nero Ossidiana 08'

シチリアはリパリ島。コリント60%にネロダヴォラ20%、その他20%というセパージュ。
この20%のその他が気になってしまうのはきっと私だけじゃないはず。。なんか色々と気分で入れてるんじゃないかと疑ってしまう自分がいますが!(笑
発酵はステンレスタンク。温度管理は無し。当然のようにノンフィルター。3年物のバリックで8ヶ月熟成後、瓶内で8ヶ月の熟成。

シチリアの太陽を感じる逸品です。
以前よりもより大人になっていましたよ、進藤さん!!
テイスティングでちょっとテンション上がりました。AkiLa兄さんのテンションも上がりました。
なんか、こういうワインって、本当に嬉しいですよね。

ワインがこうなんで、メインはやっぱり力強く。



リドヴォーとオマール、栗のアメリケーヌ。

美味しそうだった、食べたかった・・。(涎
なんか、すっごく羨ましいんですけど。。。

tomatoさんは、チェックが遅れて、オマールのコースがある!!と、気が付いた時には、既に完売のtweet。
生殺しって奴ですね。(笑


・・・・、あっ!いつか何か、埋め合わせます!!すいません!!(汗


ドルチェは写真が・・、ないっす。

ま、パンナコッタだったんですけどね、冬瓜のコンポート(!?)と梨のジェラートを。
冬瓜のコンポートと梨のジェラートのコンビが、これがなかなか良い組み合わせで。


ね、なんか良いでしょ?
たまにこうやってイレギュラーで提案しますので、その時はのっかった方が良いですよ。
おそらく平日限定になると思いますが。


という事で、オマールのコースはこうなった、というお知らせでした。

ん?
今日はオマールはありませんよ。だってなかったし。
けど、良い穴子が入りました。脂乗ってます。漬け込んだいくらが、宝石のようにパンパンに膨らんで。(涎
いくらのリゾットと穴子のフリットの組み合わせ、良いですね〜。(涎

長崎のよかサバも入りました。タカエビも大きくていいサイズですね〜。歯ガツオも脂がのっていいですね。


ね、食べなきゃ!!


←涎がでますね。またいつかこういう時がありますよ!  


Posted by アド山 at 16:19Comments(0)料理

2011年06月25日

おいしかった〜、美味しかった〜

おいしかった〜、美味しかった〜、美味しかったYES!!(AKBで)





(汗


それにしても蒸し暑い。

これで15%節電??
節電は良い事だけど、強制される理由がひっじょうに、気に入らない!!
揚水を利用する。企業の自家発電分を送電に乗っける。それをすれば、電力が足りないという事は全くない。小出助教授や川内博史代議士などはそのように言う。
ほとんどの人が、それを無視するあたり、多分、小出さんや川内さんが言う事が正解なのだろう。

電力足りませんキャンペーンを展開するのは何故か?

独占して安定供給させる、という手法が今の今になって、利権とともにはっきりと裏目に出てしまっている。
一体いつまでこの状態を続けるのであろうか?

国家予算としての埋蔵金がある、世の中には埋蔵電力があるとはっきりと口に出して言うのは良い事だと思います、川内さん。
言うだけでも大変なんでしょう。だけど、言うだけじゃもう駄目。
言ってくれるだけでもましなんだけど、これ、なんとかしないと、脳グサレどもの好きなようにこのまま進行しちゃいますね。


ここに来て、東電が発表している電気予報。
分母である、供給電力や、分子である実際の使用量に不正がある事が発覚しました。

もう言葉がありません。

一言で言えば、私達は電力会社に支配されている奴隷とそう変わりありません。だってそうでしょ?
やられるがままですよ。

キチガイどものライフライン(電力)独占から解放されない限り、この国は駄目です。とことん駄目です。
変えられないのであれば、覚悟を決めるしかないのかもしれません。


と、全く違う話題が進行してしまいましたが、


昨夜、大臣がふらりと立ち寄られました。
先週の「シチリアの会」に参加されていましたが、こうしてプラリと立ち寄られたのは久しぶりかな?

いつものおまかせコース。

パスタは、ちょいといつもと違うものをと思い、お出ししました。



出水産豆蛸のラグーのトマトソースのキタッラ。

豆蛸はよく洗い、ニンニクとセロリとともにそのままキャセロールでゆっくりと煮込みます。水などは加えません。
柔らかく煮込んだら、パスタを作る時にトマトソースと合わせます。

パスタは、キタッラ。
非常に太く、非常に食べ応えのあるパスタです。

ちなみに、このパスタは、ギターのようにたくさんの弦を張り巡らせた「キタッラ」という道具を使います。弦の上に、パスタのシートをのせて、上から押さえると、そのまま切れて下に落ちる。
非常に原始的で、ロングパスタを作る道具では最古である、という話を聞いた事があります。
ちなみに、「ギター」の語源はこの「キタッラ」である、とか。
そのせいもあるんでしょうが「ギタッラ」と呼ぶ人もいますが、スペルを見るに「キタッラ」が正解であるように思います。

ちょっと前に思う事があって、このキタッラのリチェッタを変えました。
昔はわりとよく作っていたキタッラですが、ボリュームが出やすく、腹にたまるので、コースの一品としてはどうだろうかな、などと思いしばらく足が遠のいていましたが、けど、やっぱりこれも旨いんだよね、という事で再開。
H★Tさんには初登場!!

・ソースが際立つパスタ
・確かに癖になる食感、バランスも文句なし。
・皿を舐めたいのをぐっと我慢(^ ^)

とツイートを頂きました!!

で、何が言いたいかと言うと・・・・



今夜もありまっせ!!


蛸のラグーのキタッラ、というパスタが凄くおいしくて、大臣も絶賛。そして、それは今夜もあるんだよ。良かったら食べませんか?

という事を書きたくてこの記事のボリューム。。(汗)



仕込みに戻ります。(汗)(汗)


←話が無駄に長い人は嫌われます。ブログで良かった・・・。  


Posted by アド山 at 16:10Comments(0)料理

2011年06月12日

カルボナーラ物語

カルボナーラ

〜概要〜

炭焼人 (Carbonara) が仕事の合間にパスタを作ったら、手に付いた炭の粉が落ちてこんな風になるのではないかという感じの黒コショウをからませたパスタ。名前の由来に、カルボナリ(炭焼党 - イタリアの秘密結社)との関わりを指摘する者もあるが誤りである。
元々はローマの料理で、パンチェッタかグアンチャーレを使用し、チーズにはペコリーノ・ロマーノやパルミジャーノ・レッジャーノを使う。パスタにはスパゲッティを使用したものが一般的で、これをスパゲッティ・アッラ・カルボナーラ(Spaghetti alla carbonara)という。
生クリームを使うレシピは、もともと卵が固まるのを防ぐためのレストランの方法で、本来は入らない。
卵を用いるこの料理がイタリアで広まったのは、第二次世界大戦の後アメリカ軍が進駐し、戦災援助として卵が大量に配られるようになり、卵料理がイタリアに浸透してからのことである。ヨーロッパ各国にレシピが広まっていったのも戦後しばらくしてのことである。

〜日本風のカルボナーラ 〜

日本では1980年代以降に多くできたイタリア料理店、スパゲッティ専門店で出すようになり、その名が一般的に知られるようになった。日本で広まっているレシピは、ベーコンを炒め、それに生クリーム、チーズ、卵黄、粗挽き黒コショウを加えてソースとする。ニンニクをいれたり、炒めるのにバターを用いることもある。非常にこってりとしたソースであるため、パスタには太くて平たいタリアテッレ(フェットゥッチーネ)が用いられることも多い。本場イタリアのものは生クリームを用いないものもあり、見た目も、風味も、日本風カルボナーラとは異なる。本来のパルミジャーノ・レッジャーノや塩漬けの豚肉であるパンチェッタを用いると、なお美味しい。
日本では「イタリア人はカルボナーラに生クリームを入れない」と言うのが定説になりつつあるが、イタリアでも生クリームを使うレシピも珍しくないので正しいとは言えない。ただし分量的には卵が主であり生クリームが従である。イタリア以外のヨーロッパやアメリカでは生クリームを多量に用いるレシピが多い。

ーーーーーーーーーーーーウェキペディアより引用

ちなみに、アドマーニで、カルボナーラがメニューに載る事はあまりありませんが、今日はそんなカルボナーラのお話。

ちなみに、土曜日のランチで久々の登場。
twitterでは、なるべくその日のランチメニューのパスタだけは呟くようにしていますが、これもなかなか・・・・。
独りぼっちなので、それでもよくやっていると思ってあげてもらえると嬉しいですが・・・。

ちなみに、H★Tさん達の間では、カルボナーラは「アドボナーラ」と呼ばれています。
「アド」マーニのカル「ボナーラ」で「アドボナーラ」

誰が最初にこう呼んだんでしょうね??

そんなランチのアドボナーラがあるよツイートにつられたH★Tさんが二組。
あっ、ゆかさん!!



もちろんアドボナーラをチョイス。しかもグランデ!!(大盛り)
ちなみに、ランチのパスタはプラス320円で大盛りになります。パスタだけ増やすなんで野暮な真似はしません。だって、バランスが崩れるじゃないですか。なので、バランスを維持したまま1.5倍のサイズになります。
この手のパスタのグランデは、見ているだけでおなか一杯になるのですが、そこはさすがのH★Tさん。ぺろりと完食。

そして、あっKOOHさん!!


そうそうムール貝もタカエビもぷりっぷりで、アサリも大きい!!
って
ちっがーう!!
いえいえ、kyonさんとKのんちゃんはアドボナーラでしたが・・・。

忙しい時のカルボナーラは大変なんですよね。ソースがだまになっちゃいけないし、かと言ってモタモタやっていたらオペレーションがあっという間に崩壊してしまう。
その辺は慣れですね。
ちなみに、ゆかさんのカルボナーラは4人分を一気に仕上げたのですが

・@noririndayo 麺が熱々なのにソースがダマになってないんです。凄い。美味しかったです( ̄▽ ̄)

とゆかさんのツイート。ちょいと着眼点が違います。さすがH★Tクッキングパパです。パパではないですが・・。

とそんなアドボナーラについてのお話。



カルボナーラはアドボナーラでいいんですよ。
というのは、アドボナーラは、カルボナーラとしてはちと邪道なんです。正式なカルボナーラとは作り方が違います。オリジナルっていう訳ではないのですが、これはその辺のお話。


終業をしていた2件目のお店。
某有名イタリアンでしたが、ここでのカルボナーラの作り方を踏襲していたのが初期のアドマーニのカルボナーラ。
ちなみに、オープン当初はメニューに載っていました。
今はすべて日替わりメニューで構成していますが、オープン当初は、ランチはベーシックなパスタを定番として3種類ほど固定で用意してあり、カルボナーラももちろん定番として供していました。ディナーでも、当初はパスタのセットメニューがありましたので、その定番の固定としてカルボナーラを供していました。

うん、皆さん喜んでくれていました。

ただ、修行した店の作り方を踏襲して作り続けていたんですが、あるとき気が付いてしまったんです。

このカルボナーラは本流の作り方とは違う。。
けれども、固定のファンが付いていた事もあり、これはこれとして作り続けていました。

転機は3年後。

今のアドマーニが誕生します。ディナーはプリフィックスをはじめとするコースのみの設定。ランチも定番パスタは辞めて、日替わりのみ。今のおなじみのスタイルですね。
で、どうしてこうしたかと言えば、その時その時入る素材を大事にしたかった。だから、その時に入る食材だけでメニューを組む事にしたんです。
カルボナーラの材料は、パンチェッタやグアンチャーレやベーコンなどに生クリームと卵。
だから、いつでも作れる。それ故の定番パスタだったのですが、それであるが故、メニューに登場するのは、そういうお勧めの食材がちょいと苦しい時とか、どうしても自分の気分がカルボナーラな感じになってしまった時、に限定されてしまいました。
そして、定番として登場しなくなったのを機に、作り方も見直しました。

いわゆる本流というか、そういう作り方です。

で、しばらくはそれでずっと通して来たんですね。

今のメニューになって、カルボナーラを所望される事もかなりすくなり、3〜4ヶ月に一度登場するかな?位の感じになっていたのですが、それはそれで特に問題がある訳もなく。。

そして、とある日。
あるお客様がいらっしゃいました。
若いカップルでした。
コースを出し終えて、確かその日の最後のお客様であったと記憶していますが、ほっと一息ついていますとホールのスタッフから「お客様がカルボナーラを食べたい。」とおっしゃっていますと。
食後にカルボナーラ?今となってはH★Tさん達の間では普通にドルチェのように食べますけど(汗)、その時はとにかく「気持ちは分かりますけど、とにかく重いのでコースの後にそれを食べるのはちょっときついかもしれません。」と。「出来れば、アーリオ・オーリオをオススメします」という事でスタッフをいかせます。

帰って来た答えは意外なものでした。

「以前中央町にあった時によく食べていたのでどうしても食べてみたい。」と。

お客様をちら見しましたが、あまり記憶にない・・・。スタッフが言うには、その時は高校生であったと。
高校生??

あっ!!思い出した!!

いたんですよ、結構な頻度で学生服で18時頃にパスタセットを食べにくる男子学生が二人。。確かにカルボナーラを食べていた。
そうか、そう言う事か。
あれから何年だ?もう立派な社会人だろう。という事は、わざわざ食べに来てくれたんだなぁ、と一人胸熱になって、何はともあれ、その当時のカルボナーラを一生懸命作ろうと。それからお話ししよう。

パスタを茹で始めます。
鍋にバターと角切りにしたベーコンを入れ火にかけます。
中火でバターがノワゼットの状態になるまで加熱を続けます。ノワゼットになるタイミングとベーコンがいい状態になるタイミングを合わせないといけません。
牛乳(←邪道)と生クリーム(←ちょい邪道)を加えます。塩、こしょうで下味を付けます。
茹で上がったパスタを加え一煮立ち。(←邪道)
塩で最後の調整をして、パルミジャーノと卵黄を加え手早く混ぜます。濃度はパスタのゆで汁で調整。
手早く皿に盛り、最後にペッパーミルで粗挽きの黒こしょうを振りかけます。(←マスト

あれから何年経ったか・・・・。
久しぶりに作ったカルボナーラ、いや、今となってはアドボナーラですか。そのお客様の元へ。
凄く喜んでくれました。あの時の、あのカルボナーラだと。

食後、お話をしました。
凄く不思議な感覚。その時、料理が時間を繋いだんです。
ここに至るまで、本当にいろんな事があって、それはそれでいいんですが、ただ、今は作らなくなっていた料理が、その時の記憶、いや、本当に時間を戻したような、そんな不思議な感覚。

本流であるとか邪道であるとか、そういう事はなんかどうでも良くなってしまって、ただ、この感覚、これが「本当の事」に一番近いのかもしれない。もちろん違うかもしれない。けど、時間がつながるこの感覚を与えてくれたこの料理は、このままであり続けるべきではないのかな?そんな風に思えたんです。


なので、作る機会という事に関してはそのままなのですが(汗)、ただ、私が作るカルボナーラはアドボナーラでいいじゃないか。いいじゃないか、ではなくて、これが、アドボナーラがアドマーニのカルボナーラなんだ!!




そうして現在に至ります。

国王にとってはなくてはならないものになったようです。

本流でない事を知りつつも、これは、自分にとって非常に大切な料理になりました。
たかがカルボナーラです。

けど、作るときは、いつでも初心に帰りたい。



ちなみに、合わせるパスタなんですが、キタッラでやると格別に旨いんです。ベーコンではなくパンチェッタやグアンチャーレでやっちゃうとマジでヤバいです。

という事で、また来週もやろうかな?ディナーで出すときはキタッラバージョンだと思います。

是非一度お試しください。



←食べたくなりました??では、まずはクリックから(笑  


Posted by アド山 at 16:41Comments(12)料理

2011年05月31日

写真の教祖

アドマーニのこのブログに掲載している料理の写真。気が付いている人も多いとは思いますが、ほとんどがお客様のテーブルの上の写真です。
そう、お客様が撮られた写真を使わせて頂いているのですが、とにかく、その画質は置いといて(汗)、非常に質のいい写真が多いんですね。で、これは本当に素人の仕事か?と思うほどに。

これが H★Tクオリティー

いやー、本当に凄いです。
H★Tさん達は料理が運ばれてくると、まずは料理の説明を熱心に聞かれます。そして、すぐに食べるかと思いきや、まずは写真のアングル決めに入ります。(汗
傍目からみると、非常に面白い光景です。(笑

ですが、この人たちの活躍によって、このアドマーニブログの写真のクオリティーは保たれているんですね。


まずは、マングースゥーさん。とる日のコースランチから。
病み上がりで、どうしてもうんまいものが食べたかったマングさんは、厨房に無理を言います。が、快諾!!



メインが、メインが、暇でなければランチでは作れないというクオリティー。
ご満悦なマングさんでした。。。

そして、成長著しいいとこさん。
この人の写真には、H★Tさんは皆さんなんですが、より強いDNA、DQNじゃないよ、を感じます。



ツイキャスもよく流して頂けます。。
最初の頃は、料理の写真を撮ること自体理解できない、と言っていたのですが、今では立派なH★Tです。。。

そして、H★T一番のクッキングパパ、ちなみに独身ですが、ゆかさん。
この人も美にこだわりがあります。



包丁トークも楽しい。いつの日か始動する事があるであろう「スイーツ王子部」にも所属いただいております。。


そして、写真と言えば、H★Tと言えば、やっぱりこの人なんですよ。この人無くして語れません。
国王・S藤さん!!

これが、H★TのDNAだ!!!



皆さんの腕の向上も凄いけれども、やはりこの人の写真のH★T度は群を抜いています。
今は故郷に錦を飾っておりますが、ものすごい頻度で鹿児島でお会い致しております。故郷では、美味しいベルギービールやワインをなかなか口に出来ないようで、鹿児島に戻って来ては何かをほとばしらせています。。



ね、何か、こう迸っているでしょ?
写真の奥底にアドマーニ愛♥を感じます。もうね、ビンビンです。(脂汗

写真を紹介しつつも、写真の料理の解説はいっさい無しという。

こんな素敵なアドマーニへようこそ!!


←ね、美味しそうでしょ?  


Posted by アド山 at 16:26Comments(0)料理

2011年05月19日

食べてみましょうよ。

さてさて、無事にレシピの打ち込みが終了しました。。。



今回から再びPagesで作りました。
前回のデータがお亡くなりになりましたので、しかも未だにバックアップをとらないというこの猛者ぶり。。
えぇ、正直バックアップに何が必要なのかよくわかっておりませぬ。ま、そのうち、そのうち。。。


と、今夜は料理教室なので、ディナーは教室参加のお客様のみとなります。申し訳ございません。



で、以外と好評の男前和牛ビステッカ
http://adomani.chesuto.jp/e590178.html
こちらの方で紹介していますが、やはり最初に食いつくのはH★Tさん。

ちなみに、ようは、通常のプリフィックスと同じ構成で、メインが300gの和牛ビステッカになりますよ、それで¥5150ですよ、というお話なんですが
視覚的に言うとこんな感じ


by 大臣

テーブルに持っていくと、ほぼ100%笑いが取れますww

でかすぎるんですよ!!


厚みはそうないんですけどね、バンが大きいのでどうしてもお皿一杯一杯になる。

ちなみに、通常のプリフィックスで和牛チョイス


by tomatoさん(携帯)

これでもかなりあり得ないCPですよ。だって儲けないし・・・

こんな素敵なディナーがあなたを待っている。

美味しいワインも当然のようにご用意いたしております。


あっと、こんな時間。
レシピが上がって油断してた!!
仕込み、仕込み。間に合うか?



←間に合わせますとも。ガンガレのクリックも是非!!  


Posted by アド山 at 16:20Comments(2)料理

2011年05月13日

こんなものもあるよ!!

あー、シャンパン良いなぁ・・・・。(涎
水曜日にたらふく飲んだんですが!!

ワインの情報が来たら、次は原ぱ・・・・・・、ちがうちがう。(汗
それはそれで大事な事なんで改めて。
1号機燃料棒完全メルトダウンだもの・・・。誰だよ、チェルノとは違うからメルトダウンは絶対にしないなんて大見栄切った奴。
してるじゃん。
1号機の水じゃじゃ漏れじゃん。その水はどこいったんだよって話だよ。

そういや、県のHPから知事宛に小うるさいメールを送ったけど(苦笑)、返事が来ませんのよ。
ちなみに、川内原発見学ツアーを組もうかというお話が出ていましたが、今、川内原発では、震災以後見学は受け付けていないそうで。
何だそりゃ?

と話がやっぱりそっちに行っちゃうのよね。。(汗

戻しましょう!!

ワイン情報が来たら、次は食材、料理でしょう!!

という事で、思わず買っちゃいましたよ、これ。



宮崎産和牛ロース!!

ね、そげな高いもん買っちゃって・・・。

よし、プリフィックスで出しちゃいましょう!!
プラス料金?つけませんもん、そんなもん。(汗

プラス料金なしでメインのチョイスに入れちゃいますもん!!

50〜60gくらいだと思いますが。。。。
けど、結構な量ですよ。十分に堪能できると思います。

せっかくだから、もっとガッツリと堪能したい?
分かります。バンの形をそのままに男前に焼き上げてくれって寸法ですね、お客さん。

このバンの大きさだと、それなりの厚さにカットすれば、300〜500gになっちゃいますね。そのビステッカだけで、結構なお値段いっちゃいますね・・・。フルコースのメインてのもなんか違うし。
よし、今から夏バテ防止だ!!

300gの和牛ロースをメインで、プリフィックスコース
プラス料金@¥2000でいかがでしょう!!

すなわち、お通し、パン2種、前菜、パスタ、和牛ロースビステッカ@300g、コーヒー、小菓子
この内容で
¥5150
でいかがでしょうか!!


そう長い事はやりませんよ。
この情報を目にしたら、すぐにスケジュールをチェック!!
そして、予定の調整がついたらすぐにアドマーニへ電話!!

「和牛ロースを男前に焼き上げたまえ」

と若干上から目線でお申し付けください。


ここ1〜2週間はあると思いますが、やせ我慢が出来なくなったら終了です。
是非ご堪能ください。



←お肉好きな人はまずはクリック!!  


Posted by アド山 at 17:04Comments(2)料理

2011年02月24日

またまたお腹減っちゃう

ここ何回か、あまり面白くもなく、美味しくもない記事を書いてしまった。。

ちょい反省。。

なので、美しくも、お腹が減ってしまう写真を一挙公開。
一部、えらい美しい写真がありますが、これは大臣の新しいデジカメによるもの。
思わず、料理雑誌か?と思っちゃう程の画質の良さ。思わずうっとりです。

えぇ、もちろんその画質です。まさか、自分の料理にうっとりするなんて、まさか。(滝汗




最後はあまり気にせんどいてください。

ピエモンテの会はただいま写真待ちでごわす。
大臣がリアルに忙しいようで。。けど、写真待ってますね。(笑


←やっぱり基本は料理の写真だよね。  


Posted by アド山 at 02:06Comments(0)料理

2011年02月07日

夕食時なんで

昨夜は麦酒本舗さんでコラボのドルチェの打ち合わせ。
どのようにチョコレートおよびそのマリアージュを演出するのか?という事で悩んではいたんですが、ひねりにひねって迷宮に入ってしまった時は、基本に立ち返るべし!!

あっという間に固まりました。(笑

けど、ベルギービールは面白い。
今回のドルチェのマリアージュ(しましたね)はワインでは難しいですもん。

ほーっ!?

ってな感じです。

これは是非期待してもらいたいですね。

2月に入って、どうにもなんか煮え切らない毎日が続く感じですが(汗)、よし!!こうなれば食欲増進!子孫繁栄!(←違う)焼肉定食(←何となく意味は近い?)
という事で、

ここ最近の料理の写真をどーん!!と

撮影者は、ゆかさん、いとこさん、国王様のお三方。いつもありがとうございます。

では、いってみましょう!!
お腹空きますよ〜〜〜




という事で、ご予約お待ちしていま〜す!!(笑



←ね、美味しそうでしょ?美味しいんですよ、これが!  


Posted by アド山 at 18:36Comments(0)料理

2011年01月15日

Aコース/初めての写真編

写真を撮るよりも食べちゃう。
それに料理の写真を撮る意味がよく分からない。

最初そういっていた人がいました。

その人が写真を撮る事はありませんでしたが、このブログでどんどんH★Tさん達が撮った写真がアップされ、そして、このブログをよく見ていたその人は、それは幸せな記憶とリンクする事にその人は少し気がつき始めました。

やがて、その人はH★Tさんの仲間になりました。。。

そして、今、ここに、その方が撮った料理の写真が!!

とある日のディナー。シェフおまかせフルコースA @¥4200

まずはお通しから



神の手!ではなく(汗)亀の手。ちょいとあったのでそのまま。オリーブオイルとレモンで

この日は、気の合うご友人との3名様。ちなみに2回目ですね。いつもだと、いろんなワインをグラスで合わせて、と楽しむ所ですが、今回は、まず白ワインを一本オーダー。



いくつか提案した中から、プラヴィスのピノ・グリージョをチョイス。滑らかで香り豊かでそしてミネラリィ、と、私が絶大な信頼を寄せる一品でございます。それなのに、意外と財布に優しい。←このポイント高いですよね。

アンティパストはAコースは今の所3種類のミストでほぼ固定



今日は、大間の本マグロの背とロが得意別にありますよ〜、とつぶやいていたのですが、そこにすぐ反応するのはH★Tの証ww
という事で、別料金も何のその、ミストに本マグロはいりました〜。
塩の代わりに、という意気込みでたっぷりのサルディーニャ産のボッタルガ(からすみ)を。

ディナーに供されるパスタは基本的にパスタフレスカ。生パスタとか言う言い回しはあまり好きじゃないんですが、なんと言うのかな、言葉上は同じなんですけどね、なんか違うものに感じてしまうんですね、これが。



大分のタコと菜の花とポモドリーニでアーリオ・オーリオ。タコの食感がたまりませんね。これまた白ワインが合いそうだ。

そして魚料理



春菊とアサリのブレゼをコーンスターチでつないでつるつるの食感に仕立てて、そこにメジナと鱈の白子を。メジナは皮目はパリパリサクサクで身はしっとりふわっと。白子はとろとろで、賑やかな食感の洪水。こういうの楽しいですよね。

最後は肉料理



やっぱり今の時期は煮込んじゃいますね。
鹿児島産の黒毛和牛のネックという部位を赤ワインとトマトソースを使って煮込みました。下には冬なんで大根。生ハムのブロード(出汁)で柔らかく煮込むというか炊いてあります。
あまりに分かり易すぎる組み合わせですが、旨いんだな。大根がww

で、さすがにこれに白は無理なんで、いや、無理っていう事はないんでしょうが、無理に白行くよりもやっぱり赤が良いよねっていう事で、今日はグラスでちょっと良いやつが開けれますけど、どうですか?



てなわけで、アリヤニコ、ティツィアーナ・マリノのトゥランデア

家族経営の小さな小さなカンティーナ。年間生産量はわずかに8000本。
ぶどうの樹齢は40年を超え、いわゆるヴィエイユ・ヴィーニュですが、本当に素晴らしいアリヤニコです。

エチケット(ラベル)がかわいいんですよ。


ね、ぶどうが鳥♡

そしてドルチェ



だいたいブリュレと何か。すいません芸が無くて。。。。

そして、最後に、コーヒーか紅茶、そしてお供の小菓子が出ます。

シェフおまかせのフルコースAはこんな感じです。



いとこさん、初めてにしては写真上手じゃないですか!!
これからもバシバシお願いしますね!



←初めて撮った写真には見えないですよね?  


Posted by アド山 at 16:17Comments(2)料理