シェフのひとりごと

なんだか、もう末期ですね。
憤慨であるとか、そういう事はすべて通り越すくらいに、何かの末期表情を示しているかのよう・・・・・。



正直、自分自身がどのように言葉を紡げばいいのかわかんないくらいなんですが、


鉢呂元経産大臣の「死の町」「放射能つけちゃうぞ」発言。
バッシングもバッシングで、仕舞には鉢呂さんは辞任、と。


南日本新聞も、けしからん調で埋め尽くされていましたけどね、私はどうもおかしいとしか思えないんですよ。
報道は事実を伝えていない。本質を伝えようとしていない。



わかります？何がおかしいのかって？


「死の町」発言の一体どこが不適切なんですか？
どうしてそれを口に出す事がいけないのか、私には理解できません。「死の町」とはほど遠いものをそのように発言すればそれは問題でしょう。中傷ですからね。
けど、事実をそのまま口に出したんじゃないんですか？
行政の長さん達は、この手の発言に関して過敏に反応しますよね。一関市の町長さんもそうでしたし、で、必ず感情論であるように思うんですが。

ただね、本当に気にするべき事、なんと言うのかな、本来戦わないといけない相手は全然違うんじゃないんですか？って思うんですよ。

「死の町」なんですよ。それを否定したってどうする？
事実は事実でそこに存在しているではないか？もっとたくさんの死の町があるでしょうよ。
で、どうしてそこで思考を止めるんだろうか。そこで思考が止まれば、感情論も入っているでしょうね。「そんな酷い事を平然と言うな。」と。

だけどね、もうちょっと考えましょうよ。
死の町であるかないか、そこに議論の余地はありません。事実は事実です。
大事な事はその先。

「どうして死の町になったのか？」「誰が死の町にしたのか？」


憎むべきは、「死の町」と発言をした大臣ですか？
せっかく事実に目を向けさせる発言をした大臣を追い込んで、一体誰が喜んでいるかわかりますか？


「放射能つけたぞ」
って言う発言をしたとすれば、これまたずいぶんとお粗末な話です。
阿呆ちゃうか！でいいと思いますよ、本当にそのような事を「口に出した」のであれば。


そのようにとれる行為があった。それ自体確かに迂闊です。
けどね、調べている範囲の話になりますけどね、毎日だ、と言われていますが、そのような発言をしたという事実はないそうです。
見出しで「放射能つけたぞ」とコピーのようにその言葉が使われ、そして、その言葉が一人歩きしています。かなり意図的でしょうから、勝手な一人歩きではなく意図的な流布の方が正しいのでしょう。



読んでもらえればわかります。

はたして元大臣は「放射のつけたぞ」という発言をしたと書かれていますか？
姑息ですね。



メディアは本当にもう駄目だと思う。

感じている人も多いでしょ？
一体この国の行政が、どうして国民の為に機能しないのか。どうして大臣やら総理やら、こうもコロコロ変わるのか。
結局ね、大臣や総理なんて誰でもいいんですよ。この国にとって。そいつらは権力者、ではない。
そいつらにとって、いらんことを言う神輿は邪魔なんですよ。

何故、事実を事実として伝えなければいけない新聞社が、意図的なベクトルを持って恣意的に報じるのか？

ちょっと考えましょうよ。



結果、鉢呂さんは大臣を辞めた。
辞めさせられた、が正解。そのように仕立てられたんだから。

じゃ、もうちょっと考えましょう。
何故に辞めさせようとしたのか。

彼は経産大臣として一体何をしようとしていたのか？
それが分かれば、あぁ、さもありなん、という所に落ちます。


思考停止している場合ではないのですよ。



←報道が横並びの時は絶対になんか怪しいと思うのですよ。