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Posted by チェスト at

2011年04月24日

原発に賛成する方々に その1

原子力はクリーンで安全なエネルギー

そう言われてきました。いや、刷り込まれてきました。

化石燃料は間もなくなくなる。

そう言われてきました。いや、刷り込まれてきました。

電力が足りないので、計画停電を実施します。

そう言っていました。電力は足りないのだと刷り込まれました。


知っていましたか?

原子力がなくても電力が大きく不足しているわけではないってことを。
東電は過去の発電データをHPから削除しました。

知っていましたか?

石油、石炭、天然ガスの石油資源はまだまだご健在である事を。
火力は石油ではなく、石炭、天延ガスがメインなんだそうです。

知っていましたか?

原子力は決してクリーンで安全なエネルギーでない事を。
生活の地を奪われるってことがどういう事か想像できますか?


化石燃料は輸入に頼らなくてはいけないので、原子力なら、と思っている人も多いでしょう。
ウランだって、輸入していますし、そもそもウランという物質も有限な資源です。

高速増殖炉「もんじゅ」
こんなに危険なものまでつくって、プルトニウムを増産しようとした事だって、裏を返せば、ウランというエネルギー物質に限りがあるからです。でなければ作る意味がありません。
さらにいえば、「もんじゅ」は最低最悪の核施設です。
まずは猛毒のプルトニウムを使う事。ウランと比べて大変不安定で臨界しやすい。セシウムや要素と比べて重い物質なので飛散しにくいものの、角砂糖3個分のプルトニウムがあれば、世界は死滅すると言われているものです。
そして、「高速」増殖炉であるが故、もんじゅの冷却には水ではなく液化ナトリウムが使われています。
液化ナトリウムは空気に触れると燃焼し、水に触れると爆発を起こす厄介な液体です。

理論としては、プルトニウムを増殖できるので、発電もしながらエネルギーの原資を生産できる、発電に使う事の出来ない核分裂しない99%のウランの有効利用でもあります、資源を持たない国からすれば夢のような話ではあるのですが、その危険度がいかなるほどのものであるかわかりますか?
ちなみに、日本以外の国はすべてこの高速増殖炉から手を引いています。危険すぎるんです。

原子力村の大馬鹿野郎どもはこれを作りました。かなり前にナトリウム漏れ事故を起こし、長い事運転を見合わせていましたが、ここ最近運転を再開。そして、最悪の事故を起こして今現在に至ります。
しかも、この施設はご丁寧に活断層の上に建っています。

おそらく地震がくれば、大爆発を起こすでしょう。液化ナトリウムですから。漏れれば燃焼。水に触れれば大爆発です。さて、どうやって冷やすんでしょう?
そしてその時に飛散する放射性物質は、セシウムやヨウ素ではなく、プルトニウムです。
動かす事も止める事も出来ない、今の不安定な状態が後50年は続きます。事故処理の責任者が自殺してしまうのも理解できます。



ウランの埋蔵量ってのは、こんな糞みたいなものを作ろうなんて思うほどに少ないんですよ。

知っていましたか?

ウランを発電用に濃縮ウランにする為に大量の電気が使われている事を。
いったいどこが安価なんだか・・

知っていましたか?

核廃棄物の最終処理が確定しない上に、それは次世代におまかせすると本気で言っている事を。
どこまで無責任なんだ・・・

青森に最終処理場がありますが、ここに納められている使用済み核燃料のその総量は、おそらく地球を死滅させるのに十分な量です。
ウランは崩壊熱を出します。なので、使用済みであっても常に冷却をしないといけません。

福島第一の原子炉は地震で緊急停止しました。停止したんですよ。
けども、ウランはその後も崩壊熱を出し続けます。それを冷却しないとどんどん熱をためていくのです。なぜなら、完全に密封されているからです。そうして熱を溜め込み続けると再臨界します。2000度を超える温度です。鉄なんかすぐに溶かします。

そして、一番怖いのは、もし、万が一は許されない、という事です。「もんじゅ」といい、いったいどれだけリスキーなのか。

安全?クリーン?


ではないからこそ、安全なんだ、クリーンなんだ、次世代エネルギーなんだと国民に刷り込んできたんですよ。


時間がないので、今はここまでで。
すいません



←中途半端ですいません・・・・  


Posted by アド山 at 16:38Comments(4)災害復興